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素直さについて

レコーディングをするとき、より良い演奏を求めて繰り返し同じ箇所を録ったりします。回を重ねるごとに演奏は上手にまとまってゆきますが、どこかつまらなく感じるという事があります。何度も録り直して、結局一番はじめの演奏が採用となることがとても多いです。

つまり、格好良く見せたいという欲が出て演奏をキレイに整えてゆく事でどこかつまらない、平凡と感じるものになってしまうのです。それよりも緊張感の中、無心で吹いた初回の演奏が荒さがあったとしても生き生きとしていて、より音楽的に伝わるもの、意味のあるものになるというわけです。

当たり前ではありますが、これは上手にまとまった演奏が必ずしも良い演奏とは言えないということで、もっと言うと良い演奏、何か感じるものがある演奏というものは楽器の演奏技術の優劣とは関係が無いということです。私の生徒でサックスを始めて間も無い方でも、音から楽しさや優しさ、人となりの伝わってくる方がいらっしゃいます。おそらく物事に対してある種の素直さを持っている方なのだと思います。

子供が描いた絵や歌声にハッとさせられたり、、これも無邪気さ、素直さによって、その子自身がストレートにひしひしと伝わってくるからなのだと思います。

しかし残念ながら私には邪念があります(笑)どうしても格好付けてしまいます。そんな私でも音楽、革細工、イラストでもフッと力が抜けて、いつもより少しだけ邪念の入っていないモノができる時がごく稀にあります。それこそが、文字通り私を「表現」出来たものであり、皆様にお見せできる「作品」であると思っています。考えれば考えるほど悩めば悩むほど遠のいてゆく素直さ、そこを目指して日々悶々としているわけです。

もちろんすべての音楽、アートに当てはまる事ではなですが、少なくとも私のものの見方、作品の捉え方はこのようにしています。作品を通してその作者に直接触れたように感じられたら最高にステキだなーと思うのです。

 

 


 

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